相方さんが、うちを空けるので、こちらもちょいと旅に出る。
レンタカーを借りようか悩んだが、電車とバスでがんばることにして、鈍行電車で三島を目指す。
朝7時にうちを出たら9時前に三島に着いた。
元住処を見学に行くと、建物は壊されて駐車場になっていた。無情。
三島大社に、猫を探しに行ったが、猫はいなかった。無情2。
とある所から見る富士山だけは変わらない。

今回見えた富士はこれだけ、後はずっと雲がかかっていた。
ちょっと悲しくなったので、昼飯を食べに由比に移動。
電車内で、由比は桜エビ祭りのため大変な混雑とアナウンスがあったが、何とかなるだろうと思って降りたが、何ともならなかった。由比の町を1時間ほど放浪して、なんの成果もなく、電車に乗って興津に移動。
興津に移動中に、電車内で急病人が発生とのことで、10分程度停車。ハプニングが多そうな予感が募る。
興津駅前はもなんにもない場所で、かなり悲しくなったが、駅前から少し行ったトンカツ屋で、桜エビかき揚げ定食を見つけたので、頼んでみたが、やはり由比のものとは違っていた。桜エビがチマイ。
昼食後、興津にはたくさんのお寺があるので、そちらに期待して、散策に出かける。
駅に戻る途中に、龍興寺があったので、お庭を拝見。
境内には、謎の達磨様がいらっしゃった。

次に、宗徳院。
いきなり石段、結構急坂、へこみそうになったが何とか登頂。

住職の奥様がいっらっしゃたので、お願いして中を見せていただく。
最近修復したものが多いらしく、仏様はぴかぴかしていた。奥様曰く、名のあるものはないんですよ。ご本尊を直した人によると、古そうに直すのがみそらしい。手違いで16羅漢様はド派手彩色になってしまったらしい。
16羅漢様は、本当はそこそこ古いものらしいが、昨日今日造ったもののようになっている。
梅花観音が幟が立っており前面に出ているようだが、修復されていない愛染明王がよかった。
見仏人には、なかなか楽しい寺だ。
町には、猫が結構たくさんいるみたい。散歩している最中に数匹見かけた。

次に、理源寺お堂には七面堂の中に仏様がいらっしゃるようだったが、厨子がしまっていたので、庭を散策して終了。
次に、耀海寺にゆく、宝物館っぽいものがあったが、人を呼ぶほどのことはないと思い、境内を散策して終了。
HPをみると、日蓮宗なので、仏様はない模様。うかつに人を呼ばなくて正解。
次に、不動院は、どこまで上るのか分からなかったので、断念。後で地図を見るとそう遠くもなかった。次はがんばっていこう。
次に、清見寺はかなり由緒のあるお寺のようで、境内は広く、仏様は少ないが、それ以外に見るものはたくさんあった。法要の最中だったので、本殿をしげしげと眺めることは慎んだ。なんと言っても遺影が中心に飾られてるしね。
五百羅漢様は、かなり痛んでいるが、なかなか見事だった。

次に、瑞雲寺に寄った。こちらは、お堂の中に、仏様があったような気がするが、お庭にいた猫に気をとられてそれどころじゃなかった。しかも写真撮る前に逃げられた。
その後、興津の町をぶらぶらしていたら、坐漁荘という建物を見つけた。明治の元老、西園寺公望氏の晩年の別荘を復元したものらしい。本物は名古屋の明治村にある。二階でビデオを上映していたので、疲れていたので座ってじっくり見てしまった。
そこからバスに乗ればいいのに、ついつい清水駅まで歩いたら、かなりの距離で疲れた。
駅前の喫茶店で、甘いモノを食って、ホテルに荷物を置きに行く。
足に靴ズレができていた。買ったばかりの靴で長歩きするもんじゃないな。
明日の足が必須の感じがしたので、トヨタレンタカーに行って空き車を探して貰う、カローラがあるらしい、12時間8000円の出費だが、不自由な移動手段よりは数段ましと言うことで借りる。
清水港をぶらぶらして、写真を撮っていて、そろそろ晩飯にしようかと思ったら、18時で港内の店は閉店だった。唯一1680円食べ放題の寿司屋があったが、遠慮して町に戻る。町内は飲み屋だらけで、あまり食べるところがない。
町はずれで、カメラ屋を見つけたので立ち寄る。SIGMAの24mm/F2.8の古いのがあったので試させて貰う。カードが使えないとのことで断念。しかしこの試用がとんでもないことを引き起こした。問題なく使えていた、SIGMA 28mm/F1.8の動作がおかしくなってしまったのだ。ボディモータの接続がまともにいかなくなり、がががががががー!!!とイヤな音がする。純正レンズは全く問題ないので、SIGMAレンズが悪いのだろう。なんでそうなってしまったのだろうか?戦力がちょっと減った。
明日は、くそ重いAF135/1.8ZAだけでがんばらなくてはいけなくなった。
カメラ屋の隣の、寿司屋で晩飯を食う。上ちらしと、マグロの山かけ。両方とも美味だった。客がいなかったので、ちょっと心配だったが、大丈夫だった。
その近所の本屋に寄ったら、19時閉店とどこまでも健全な町だった。
健全なのは、町はずれだけで、ホテルのある駅側は最悪だった。26時を回っても若いのが、ギャーすかピーすか、騒いでいておちおち寝れやしない。耳栓を持ってきてるはずだと思ったら、入ってなかった。明日は朝の八時から運転するので、何とか寝たいのだが眠れない。一度神経が過敏になると、収まってくれないのは悪い癖。貨物列車のガタゴトまで気にはじめてもう眠れない。
何とか3時から5時までは寝た。5時過ぎには始発が走り始めるのでもううるさい。さすがに疲れていたので、そこから1.5時間ほどはうとうと寝れた。
このホテルは二度と使わない。やはり個人の事情的に駅側のホテルはだめだ。
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