書名:アゲインスト・リテラシー
著者:大山エンリコイサム
「ストリートの美術」をより楽しむため、こちらの読書を開始。
1章過ぎて、2章目にかかっている。読了はしていない。
ホーボー文化の記述に、「Tramp」と言うワードが出てきた。日本どのカタカナだと「Trump」と同じ表記になって、言葉は面白いなと思った。
アメリカストリート文化の表面を追体験している感じがしている。
3章は、幅広い文化との対比からストリートアートを語る章だが、幅が広すぎてまとまりに欠ける。3.11と言う歴史歴史的出来事を間に挟まったことも影響していると思われる。
4章とエピローグは本書のまとめであり、著者の創作の手法、様々な事柄を対比させることで発展する思考とその注意点について、著者の解釈が明快に説明されている。
作品鑑賞に対して、より多面的に楽しむ思考のとっかかりを与えられたと思う。
こちらの書の方が、読解により深い知識がいりそうである。新著の方が文章がこなれていて、判った気にはなりやすいと思う。
ツイッター情報
「名古屋のケンジタキギャラリーから北へ何分か歩いた場所にある、長者町もんじゃさんの入ってる建物の壁には大山エンリコイサムさんの超格好良い巨大ミューラルがあります」

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