本日の行程
名張>室生寺>聖林寺>壺阪寺>名古屋

ホテルで食事をとって、9時過ぎにホテルを出て、室生寺に向かう。室生寺に行く前に向かいの山を登って、西光寺の桜見物をする。

西光寺と桜
室生寺は駐車スペースがないので、民間の有料駐車場を使う。500円と600円のところがある。500円のところから室生寺までも歩いて10分程度で到着する。女人高野と言われる室生寺は、本当に見所の多い場所だ。四季折々の花、五重塔をはじめとする美しい建築群。そして金堂内の仏世界。金堂の仏様は外からの鑑賞だったがそれでも十分であった。

五重塔
室生寺の門前町で購入した、草餅がうまかった。
室生寺で見たポスターの十一面観音様に惹かれて、聖林寺を目指す。途中おなかが空いたので、道すがら見つけた、カレー屋さん「スパイシー」に立ち寄る。サラサラ系のルーだけど、なかなか深みがあっておいしいカレーだった。トッピングのビーフカツが大きくて驚いた。
お腹を満たして、聖林寺に向かうが、ナビ様がかなり裏道を案内してくれたので、細い道を通りまくる羽目になる。聖林寺は寺前の駐車場は300円。
聖林寺は、ぱっと見はコンパクトだけれど奥がかなり広い。まず本堂の大きなお地蔵様に圧倒される。隣室に飾られている、「如来荒神像」もかなり興味深い。本堂の脇を抜けて、階段を上がっていくと、国宝の十一面観音様が涼やかな顔で佇んでいる。訪問時はお昼時と言うこともあり、拝観者が自分たち以外にいなかったので、かなりゆっくりと拝むことが出来た。とてもラッキーだったと思う。

聖林寺 本堂
続いて本旅行最後の鑑賞スポット、壺阪寺に向かう。こちらはライトな修験道者向けのお祈りスポットが多くあり、失礼な物言いかもしれないがテーマパークに近い趣がある。歴史の長いお寺だけのことはあり、見所は充実しており、そして敷地がとても広い。今回の見所は、三重の塔の仏様開帳と、本尊の十一面千手観音で両方とも素晴らしい仏様だった。

壺阪寺 野外石仏
15時に壺阪寺を出て、5時間あれば名古屋に余裕で着くだろうと思っていたら、四日市付近の渋滞で、到着19時半近くになった。名古屋から新幹線に乗り、帰浜。
充実した旅だった。遷都1300年記念で、まだまだ公開ラッシュが続くので、秋にも足を運ぶ予定。金峰山寺の蔵王権現はかなり楽しみにしている。
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