本日は有給休暇なり。
と言うわけで、溜まっていた美術館巡りを実行。
まず、東京都美術館の、「ボルゲーゼ美術館展」に行く。

さすが平日、案外空いている。ここの建物はかなり老朽化してきていて照明もだめだなぁと思いながら見ていた。カラバッジョ最後の作品は、鬼気迫る感じですごかった。
外に出たら、「 東京都美術館は、平成22年4月4日(日)まで通常どおり開館し、その後約2年間、改修のため全面休館します。」との張り紙があった。財政難の中でもなんとか、改修して欲しいと思う。
次に、東京国立博物館に、「没後400年 特別展「長谷川等伯」」を観に行く。

なんと80分待ちとのアナウンス。平日なのに恐るべし、しょうがないので昼飯を食べに、御徒町方面へ下野していく。
ふらふらしていると、「チャコいわさき ステーキハウス」という店があった。なかなか雰囲気が良さそうなので、入ってみると、近所のサラリーマン風の親父やOLさんで店は繁盛していた。ハンバーグのランチと、ビーフシチューのランチを頼むと、サラダとともに、サービスワインが来た。真っ昼間から赤ワインだよ。
ハンバーグ、ビーフシチューともにとてもおいしかった。
昼飯を食ってから、秋葉原にルーターを物色に行く。TSUKUMOでNECのルーターが安かったのでゲット。ついでに相方にキーボードをプレゼント。
時間がもう少しあるので、金券屋で買った、「フランク・ブラングィン展」を国立西洋美術館に観に行く。

正直、あまり期待していなかったのだけれども、これは素晴らしい。一見の価値ありの作品群です。コレクションが焼けてしまったので、多くの作品が残っていないのは、とても残念ですが、残された作品たちからもそのすばらしさは伝わってきた。
個人的に鑑賞するのに人が少ないのはうれしいが、この展覧会はもう少し人が来ても良いのになぁと思った。
国立西洋美術館も改修が終わり全館展示が再開されていた。久々に見る名品の数々、国立西洋美術館は自分にとって、本当に癒しの空間だ。
17時過ぎたので、国立博物館に再度挑戦。だいぶ人は減っていたが、まだ入場に列がある。1時間ほど所蔵品を眺めて、18時過ぎに会場に戻るとすんなり入れたが、中は人人人。作品見てるんだか人見てるんだか、マナーの悪い客同士で小競り合いとか始まってるし、もう美術品を鑑賞する環境ではなかった。それにしてもここのところの、国立博物館のフィーバーぶりには驚きを隠せない。回りの美術館も同様に混んでるなら、美術への関心もあがってきて、文化度が上がるのは良いことだなぁと思うんだけど、上野では、国立博物館だけが突出して、人を集めているように感じる。いったいなんなんだろうか?
すっかり遅くなってしまったので、日比谷でうどんを食べて帰ってきた。金曜の夜だけあって、うどん屋さんも超繁盛していた。
明日から3日ほど関西に行くので、更新が止まる。
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