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元ナチスの人の、「湾岸戦争は人々の記憶からは消え去る。当事者以外にとっては、リアルでは無いからだ。」と言うような言葉が印象的であった。
最近の戦争は、映像はリアルタイムに入ってくるが、他人事のように感じてしまう。現に、イスラム危機、ウクライナ危機、兵器による虐殺が行われている。
写真コレクターの「写真には偶然の要素が入ることが絵画とは違う。絵画に偶然は無い。」
「写真は、その瞬間を切り取ったものであり、鑑賞者がそれにイメージを加えることで作品となる。鑑賞者もクリエイターである。」
など、印象深いワードが出てくる映像だった。
そして、作品は、アフリカの村で虐殺を目撃した女性の眼差しで終わる。
二階の作品と、《興味深い時代を生きますように》 May You Live In Interesting Times は見る時間が無かったので、別の機会に行こうと思う。