Cielの日記
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2019年06月

Art 14-24とQuattro H 2019年6月1日(土)13時30分
分類:SIGMA
sd Quattro Hのために広角レンズを調達。
たまプラーザのチャンプカメラがSAレンズの中古をかなり在庫していたので、足を運んだ。この店はいつもニコニコ現金払いなので昨今の消費同行とは、一線を画す感があるが、金のないやつに無理をさせないのは優しさだと思う。
クレカで買おうがいつかは払う金なので、現金主義も悪くないと思う。

このレンズquattro Hで使うと、19mm〜32.5mmなのでそれほど広角にはならない。Lマウントのシグマボディが出てからが本当の実力かもしれないがシグマレンズはすぐに代替わりするので、これが現役なのもいつまでかはわからない。
F2.8のおかげか、手ブレ写真はないが、ボディ性能のおかげで、ピン抜けは量産した。スナップ的な使い方は全く向かない。撮りたいと思うタイミングでシャッターが落ちないボディはストレスだ。
quattro Hのおかしさは、EVFの位置、なんで光軸からずらした、しかも光軸の右に寄せやがった、光軸の左なら、右目でEVF見て左目で実態を捉えるという使い方も出来るが、ファインダーが右側なので、顔面全体をカメラが覆う形になり、とても良くない。このカメラのデザイナーはちょこちょこおかしい気がする。それを認めた会社もどうかしている。このファインダー位置には、まったくメリットが見えない。
ファインダーのアイカップが,良い具合に右手親指のサムレストになる感じさえする。
こんな変態カメラなんで中古でゴロゴロするわけだ。状態B品だが、かなり安く手に入れたので、定価で買った人よりはストレスが少ないと思う。

SIGMA sd Quattro H + Art 14-24 F2.8


Bank Art Station 2019年6月1日(土)13時30分
分類:ART
BankART AIR 2019 オープンスタジオ

日程:5月31日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00-19:00
場所:BankART Station および BankART SILK
入場券:700円(みなとみらい線一日乗車券付)

蓮輪友子
「新港」


作業風景


早崎真奈美 「光と影」


三浦かおり



Bank Art Silk 2019年6月2日(日)13時00分
分類:ART
BankART AIR 2019 オープンスタジオ

日程:5月31日[金]〜6月9日[日]
時間:11:00-19:00
場所:BankART Station および BankART SILK
入場券:700円(みなとみらい線一日乗車券付)

AYUMI ADACHI “Line 線 ”








岩間正明



開港祭 2019年6月2日(日)18時54分
分類:ライカTL/SL
みなとみらい周辺は、開港祭で混み合っていた。

Leica SL使うと、自分の求める普通レベルのカメラって良いなぁとしみじみ思う。
シグマのLマウントカメラには、是非普通のカメラになって欲しいと願うところだ。間違ってもquattoroの金型流用などという暴挙にはでないでいただきたい。

Leica SL +Super-Vario-Elmar-SL 16-35ASPH.








インサートモード 2019年6月3日(月)23時09分
分類:SIGMA
Window-OSを使っていると、insキーを押すと、文字が上書きモードになるのを知っているだろう。
上書きモードなんて必要が無いので、仕事のキーボードはinsキーを抜いてあるのだが、それでもインサートモードに変わりやがった。
テンキー付きキーボードの恐ろしいところで、NUMキーがオフになると、0キーは、insキーと同じ動きをする。insキーが抜いてあるにもかかわらず、上書きモードに変化したので焦った。
Windows機は、キーボードに無駄な機能を持たせすぎている。

人工光下におけるSD1のオートホワイトバランスがだめすぎる。いっそオートホワイトバランスなんて無ければいいとおもう。SPPの色調整が面倒なのも、カメラの印象を悪くする。

SD1 +ART14-24

蓮輪知子・作品




淺井裕介・「種を食べた獣(またの名を宇宙クッキー)」






恐ろしい 2019年6月4日(火)20時57分
分類:ライカTL/SL
大御所の傍若無人降りに恐れ入る。
小者なんて札束ではたけば何とでもなると思っている。ぐぬぬ。

Leica TL2 +Apo Macro Elmarit 2.8/60






粗大ごみ 2019年6月5日(水)23時59分
分類:ライカM
粗大というだけあり、重いなり。

M10 +KL-HEXANON 60/1.2






列車事故 2019年6月6日(木)7時22分
分類:未設定


今日も近所で事故がある。

M10 +KL-HEXANON 60/1.2


悲しき出来事 2019年6月7日(金)0時00分
分類:ライカTL/SL
人生いろいろ。金の恐ろしさを甘く見る人は怖い。

Bank Art Stationで元気を分けてもらう。

上2枚、蓮輪友子
下2枚、三浦かおり

三浦さんの作品は、ガラス玉の中に、紙片が入っている。

M10 +KL-HEXANON 60/1.2











東京ステーションギャラリー 2019年6月8日(土)13時00分
分類:ART


ルート・ブリュック 蝶の軌跡
会期:2019年4月27日(土)−6月16日(日)
東京ステーションギャラリー

北欧の陶器作家の回顧展。
会場は二階と三階に作品が展示されている。

三階は、陶板中心で絵画的である。釉薬の色が素敵で、特に青色が素敵な作品が多かった。
時代によっては、シャガール的な作品も散見された。そういえば、シャガールの陶器作品をじっくり見たのもこの場所だった。

二階は、抽象化されたモザイク画のような作品が展示されている。ものすごくシンプルな形状だけで構成されているが、光の陰影で複雑な表情を見せるとても面白い作品だった。

三階入ってすぐの、蝶の作品群が、抽象と具象をつなぐブリッジ的な作品だと思う。






東京国立博物館 2019年6月8日(土)15時00分
分類:未設定
常設展

アート散歩 2019年6月8日(土)23時36分
分類:ライカTL/SL


いろいろ疲れた今週の写真を見ていると、M10の恐ろしさを再認識。
SLとも違うし、Foveon機とも違う、色とつやがある。
KL-HEXANON 60mmもうちに残る数少ないMレンズだけれど、手放せない。

Leica TL +SUMMICRON-TL 2/23


梅雨 2019年6月9日(日)20時07分
分類:ライカM
見事な梅雨空である。

Bank Art Stationの最終日を訪問して、うちにたまった不要品の売却手続きをしてと、なんとなしに休日が過ぎていく。

Leica M10 +SUMMILUX-M 1.4/35ASPH.








中谷ミチコ個展情報 2019年6月10日(月)23時21分
分類:中谷ミチコ
三重県立美術館・柳原義達記念館
その小さな宇宙に立つ人
2019.7.6(土)−9.29(日)
休館日:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)7月16日、8月13日、9月17日、9月24日
開館時間:9:30-17:00 (入館は16:30まで)

待望の個展だが、三重県。作家の地元かぁ、柳原義達さんも好きなので行きたい。

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000226723.htm


2019年6月10日(月)23時59分
分類:携帯電話
今日は大雨。






Art情報 2019年6月11日(火)21時20分
分類:ART
クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime
会 期:2019年6月12日(水)〜9月2日(月) 毎週火曜日休館
開館時間:10:00〜18:00
 ※毎週金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8月は21:00まで
 ※入場は閉館の30分前まで
会 場:国立新美術館 企画展示室2E

塩田千春展:魂がふるえる
 塩田千春の全貌を明らかにする、過去最大で最も網羅的な個展
会期:2019.6.20(木)〜 10.27(日)
開催時間:10:00〜22:00(最終入館 21:30) ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30) ※ただし10.22(火)は22:00まで
会場:森美術館


意識 2019年6月11日(火)22時30分
分類:ライカM
意識しないものを気づくことは出来ない。
自然に気づきを与えられる環境って凄く恵まれていると思うが、結局は本人の意識次第なんだろうな。

Leica M10 +SUMMICRON-M 2/35-Goggles








寒暖の差 2019年6月12日(水)23時59分
分類:ライカM


気温が殺しに来てるとしか思えない。
通勤電車も風邪気味で溢れてる。

Leica M10 +Noctilux-M 1/50


服購入 2019年6月13日(木)21時00分
分類:ライカM
カメラの服な訳だが。

Leica M10 +SUMMILUX-M 1.4/35






良い天気 2019年6月14日(金)23時59分
分類:ライカM


Leica M10 +SUMMILUX-M 1.4/35


DIC川村記念美術館 2019年6月15日(土)12時00分
分類:ART


ジョゼフ・コーネル
コラージュ&モンタージュ
 箱、コラージュ作品のほか、上映機会の少ない映像作品や日記、手紙などの資料もご紹介します。
2019年3月23日(土) − 6月16日(日)
時間:9:30−17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)

コーネル展の会期が終わりなので、もう一度行くことにした。
日本国内でマイナーな作家は、まとめてみる機会は少ないので、少し遠いが足を運ぶことにした。
東京駅からの直行バスで行ったのだけど、バス停に長蛇の列が出来ているのは初めての経験だった。臨時便含めて3台もバスがでたようだ。

少しだけ展示替えがあったようで、見たことの無い作品が3つくらいあった。
自分の愛したものを、愚直に作品にして生きていく、理想の一つだと思う。

土砂降りの雨で、お庭に出たら、びしょ濡れになった。






荒天 2019年6月15日(土)23時59分
分類:旅行
ひどい天気だった。
何度か書いているけれど、自分で運転するのも好きだけど、人の運転している車で移動するのも好きだ。
バスに乗ると、車窓からの写真を撮りたくなる。

Leica M10 +SUMMILUX-M 1.4/35 ASPH.
Leica TL2 +Apo-Macro-Elmarit 2.8/60 +x1.2テレコン








紫陽花 2019年6月16日(日)13時52分
分類:ライカTL/SL
紫陽花の季節。

そういえば、昨日の夜からルマン24時間耐久レースが始まっている。ネットのストリーミングで状況を見ることができるのはありがたい。

雨上がりのとても良い天気、うちの近所から、西に富士山、東にスカイツリーと遠方を眺めることが出来た。

LEICA SL +SUMMICRON-R 2/90,Elmarit-R 2.8/35
LEICA TL2 +APO-VARIO-ELMARIT-SL 90-280










BLUE[Coeboy Bebop Soundtrack#3] 2019年6月16日(日)14時42分
分類:音楽
もう20年前の作品か、リリース後少しして通常版を購入したが、数年前に初版盤を手に入れた。
いまも時々聴くが、全編を貫く菅野よう子の特徴的な、リズム感、メロディーが心地よい。特に終盤の「9. ADIEU」からボーカル曲が続く流れはアルバム最大の聴きどころと思っていてお気に入りである。
ボーカル曲の中では、「 11. AVE MARIA」が特に好きな曲だ。

本作以外にも、菅野よう子の作品は他にもいくつか持っているが、「tokyo.sora original soundtrack」と共に、好きな作品上位に来るアルバムである。

いまもamazonでは、中古が1000円位している。名盤の価値落ちは少ない。

曲目リスト
1. BLUE
2. WORDS THAT WE COULDN’T SAY
3. AUTUMN IN GANYMEDE
4. MUSHROOM HUNTING
5. GO GO CACTUS MAN
6. CHICKEN BONE
7. THE REAL MAN
8. N.Y.RUSH
9. ADIEU
10. CALL ME CALL ME
11. AVE MARIA
12. STELLA BY MOOR
13. FLYING TEAPOT
14. WO QUI NON COIN
15. ROAD TO THE WEST
16. FAREWELL BLUES

盤情報
発売日: 1999/05/01
メディア: CD
レーベル: JVCエンタテインメント
収録時間: 71 分
ASIN: B009W67MWW
JAN: 4580325313673

たたみ先はamazonの商品リンク(Safariブラウザだと見えない)



2019年6月17日(月)22時16分
分類:ライカM
一瞬で消えてしまった。

Leica M10 +SUMMILUX-M 1.4/35ASPH.
Leica TL2 +Apo-TELYT-R 4/280+Apo-Telecon x2






アダプター 2019年6月18日(火)23時59分
分類:ライカTL/SL
Leica TL2 +Elmarit-R 2.8/35(R-Adapter)






晴天 2019年6月19日(水)21時19分
分類:携帯電話
週末は雨らしい。

50mm 2019年6月20日(木)23時59分
分類:ライカTL/SL
Leica SL +SUMMILUX-R 1.4/50-E55






横浜美術館 2019年6月21日(金)18時30分
分類:淺井裕介
Meet the Collection −アートと人と、美術館
会期 2019年4月13日(土)〜6月23日(日)
開館時間 10時〜18時 (入館は17時30分まで)
毎週金曜・土曜は20時まで (入館は19時30分まで)
休館日 木曜日、5月7日(火)*ただし5月2日(木・休)は開館
会場 横浜美術館

イベント参加でもらった招待券での入場などを含め、4回目の来場。
今回は魚眼レンズを持って、場内を散策した。

淺井裕介氏の「いのちの木」は、何度見ても前回とは異なる発見があり面白い。このまま壁で保存することは出来ないだろうし、実物を見るのは最後との思いで、じっくり見ておいた。
ギャラリートークが人を集めている間、会場内がほぼ空っぽだったのもとても贅沢な空間を味会うことが出来た。
12年前に、黙々とマスキングテープを貼っていた青年がこんなにスケールアップしていることに本当に驚く。人生折り返しを過ぎて、畳むことばかり考える位なら、出来ることを一生懸命やろうとしみじみ思った。













魚眼 2019年6月21日(金)23時59分
分類:ライカTL/SL
魚眼レンズのなんでも取り込もうという感覚が好きだ。

Leica SL +FishEye Elmarit-R 2.8/16






足利市立美術館 2019年6月22日(土)10時10分
分類:ART


空間に線を引く 彫刻とデッサン展
橋本平八から現代の彫刻家まで
2019年6月16日(日)〜7月28日(日)

近代の橋本平八から現代の作家まで、デッサンに焦点を当てた展覧会。
柳原義達の白い空間から浮かび上がるように、鳥の描かれたデッサンがあったが、線の描き始め、どの線とどの線が交差して形になっているのか、まったく読み取ることが出来ないが、そこに鳥は存在しているという不思議にただ驚く。素人は模型などで3次元をやると、2次元の表現力が上がるのは実感として知っている。ものを捉える訓練になるんだと思う。

そして、若林奮、抽象的な彫刻作品を見ることが多いが、今回は犬をテーマに具体的なデッサン、彫刻があった。そのエピソードに、犬に見せる彫刻を作るというのがあり、とても興味深かった。若林奮ノートを読むと全貌が分かるかな?

三沢篤彦
三沢市の場合、展覧会で展示される平面作品はデッサンと言うより、ほぼ絵なので、今回の趣旨とは少し違う感じだけれど、絵画作品と彫刻作品の違いを見ると、作家の始点が少しわかるような気がする。


高垣勝康
圧倒される作品だった。この作家のデッサンも湧き上がってくる系のデッサンで、形亡き者が形になる、柳原氏に近い完成だと思った。作家は数年前に亡くなられたらしい。作家が手記に綴った言葉から高い理想に向かって創作していたことをうかがわせる。






アーツ前橋 2019年6月22日(土)13時45分
分類:ART


やなぎみわ展 神話機械
アーツ前橋
会期:04.19 - 06.23

会期間際に滑り込みで鑑賞。
「やなぎみわ」さんは、写真作品、「エレベーターガール」をいくつかの会場で見たことがある程度だが、印象的な作品を作る人だと思っていた。

今回の個展では、舞台仕事の展示もあり、その中に、2014年横浜トリエンナーレで見た、「演劇公演「日輪の翼」のための移動舞台車」の資料もあり、これは、やなぎさんの作品なんだと、今更ながらに知る。

神話機械のパフォーマンスは、ガイコツのオブジェを壁に投げつけまくっていたのが、シュール感満載で面白かった。

映像作品が5つ、神話機械のパフォーマンスと、鑑賞に時間が必要な展示で、旅の途中にちょろりと寄っただけでは完全に鑑賞することは出来なかった。










北関東 2019年6月22日(土)23時59分
分類:旅行
北関東の美術館巡り。

足利フラワーパーク
足利市立美術館
アーツ前橋

お借りした車は、Mercedes-Benz CLA180シューティングブレーク。465km走りまして、34リッターの燃料を消費した。
ベンツの車の良いところは、サイドセンサーが接近車や壁を教えてくれるところ、左車線に速い車がいるときなど、想定外の事態のときにセンサーが教えてくれるのはありがたい。
慣れの問題だけど、シフトレバーは左手の位置に欲しい。借りた車は、ナビの地図が旧型で東京外環道の東側や横浜北線が入って無くて、あまり役に立たなかった。

Leica SL +VARIO-APO-Elmarit-R 70-180
Leica TL2 +SUMMICRON-TL 2/23








疲労 2019年6月23日(日)23時59分
分類:未設定
一日ダラダラしていた。

雨始まり 2019年6月24日(月)23時59分
分類:携帯電話
週明けから雨模様。
雨の中、猫がウロウロしている。風邪ひくなよ。

Mate20Pro




火曜日 2019年6月25日(火)23時59分
分類:ライカTL/SL
今日はいい天気。気分も軽やかなり。

Mate20Pro
Leica TL2 +Summicron-TL 2/23




電子書籍 2019年6月26日(水)23時59分
分類:携帯電話
iPad Pro11を買ってから、マンガはこれで読む。
べんりな時代だね。

Mate20Pro




台風 2019年6月27日(木)7時25分
分類:携帯電話
なんと、明日は台風とな。
休みとったのにな、さすが雨男。

Mate20Pro




森美術館 2019年6月28日(金)10時40分
分類:ART

塩田千春展:魂がふるえる

会期
2019.6.20(木)〜 10.27(日)  会期中無休

開館時間
10:00〜22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし10⽉22⽇(⽕)は22:00まで(最終⼊館 21:30)

久々の生塩田作品。勝手に縛られていると思ってそこに止まる(縛りを自覚しつつも、縛りから抜ける気力が無い)自分には、とても刺さる展示だ。

<In the hand>
入り口すぐに置いてある手から硬質な泡が湧き出すようなオブジェ、泡の作る影が手を包み込むように見え。うたかたの人生を表しているよう。


<不確かな旅、静けさの中で、時空の反射>
糸の作品は、人が生きていれば打算を含め大なり小なり抱えている縛りを、現実のものとして表出させ提示する。空っぽの船、焼けたピアノ、朽ちた自分の姿をまざまざと見せつけられた気がした。
課外活動の子供たちだろうか、作品を見ながら活発に感想を述べているのが印象的だった。


<内と外>
窓を用いた作品も、高さは少し低いが再現されていた。窓の外は自由の世界、そんなことは無くて、窓の外に窓、矛盾を表現してるように思えた。

<彼女のアトリエ>
大都会の風景の前に提示されるミニチュア、そのスケールの違いが面白い。現代人が避けては通ることの出来ないスケールというテーマがここでも現れていた。


<行き先を探して>
最後のカバンの部屋は、無数の吊られたカバンが、天を目指して登っていく。その上を歩けそうな気がするが、カバンはぐらぐら揺れており、それがかないそうにも無い。この揺れという要素も不安定な時代を映す鏡の一つだと思った。


他にも、ドローイング、舞台関係と塩田千春の創作活動を振り返るベスト盤のような展示だった。
それにしても、何を考えると、この境地(作品)に行き着くんだろう。魂を削り作られた作品だと思った。
ここまで大規模な展を行うのはなかなか難しいと思うので、是非、多くの人に見て欲しい。
自分の写真より、実物は数倍凄いので、隠さず掲示しておく。


原美術館 2019年6月28日(金)14時00分
分類:ART


2019.04.13 - 2019.07.28
The Nature Rules 自然国家:Dreaming of Earth Project

原美術館もお別れが近いので、前知識なしに行ってみたら、少々こじらせ気味のお隣の国を題材にした展示だった。個人的には、お隣の国に特別な感情があるわけでも無く、知識も薄いが、現在も休戦中とはいえ戦時を過ごしている希有な国だと認識している。

歴史の教科書でだけ知っている38度線、いまもお隣の国には重くのしかかる分断の象徴なのだろう。
隣国の作家の作品は、休戦協定書、38度線を象徴した作品、人類の記憶に関する作品など、戦争の重苦しさとそれを忘れようとも、忘れられない事実という、複雑な感情が作品から垣間見えるようであった。隣国にとっての自然国家とは祖国のことなんだろう。
それに比べ、日本の作家は良くも悪くも牧歌的であり、「自然国家」という理想郷を再現する作品を提示していたと思う。
このように、一つのテーマでも、隣国と日本の作家の本展へのスタンスの違いが面白いと思った。
それを互いに(一方的にでは無く)尊重出来れば、関係性も良くなると思うのだが、外的要因、内的要因で流動的になることはしかたがないのだろう。すべてわかり合えるほど人は洗練されていないし、それを包めるほどに寛容では無い。難しい時代に生きている。

平日と言うこともあり、観覧者は少なく、閑散としていた。

隣国の状況は、日本も同じような境遇になっていた可能性はあるわけで、名古屋あたりを境に民族同士がいがみ合っていたかもしれないと考えると、そうはならなかったのは、歴史的なタイミングであり、外的影響によってなされたものなのだと認識している。

原美術館の常設展示は、いつも通りで、奈良美智の部屋も、少しオブジェの配置を変えながら、いまもそこにあった。いまもそこにあると言うことがとても貴重な時代になりつつある。


GUEST HOUSE DENCHI 2019年6月28日(金)15時30分
分類:ART
BAZAR!
2019.6.28 - 2019.8.30 (OPEN 16:00 - 21:00)

西浅草のゲストハウス兼、ギャラリー”田家”で開催中の「BAZAR!」を見てきた。
淺井さんのお手伝いをしたときに知り合った、蓮輪さんがキュレーションを行い、手作り感覚溢れる展示であった。
作家別に並べるのでは無く、作品の系統、色感でランダムに展示することにより、鑑賞者の視点を自由に使用という試みか。これから来る夏をイメージした、海、緑の作品が目に付くが、その中にダークな作品が混じっているのが面白い。

http://www.denchi-asakusa.jp/gallery/










休暇 2019年6月28日(金)23時59分
分類:ライカTL/SL
Leica SL +Super-Vario-Elmar-SL 16-35ASPH.

謎の日 2019年6月29日(土)23時59分
分類:携帯電話
雨が降っていたらしい。

Mate20Pro


ワタリウム美術館 2019年6月30日(日)17時12分
分類:ART
ジョン・ルーリー展
Walk this way

会期 2019 年4月 5日[金]− 7月 7 日[日]
休館日 月曜日(4/29, 5/6は開館)
開館時間 11時より19時まで [毎週水曜日は21時まで延長]

心象風景的な景色に具象体が描かれている。その具象体も写実とは違う。タイトルはとても具体的というアンバランスさに魅力がある絵画だと思う。

各階の壁色に変化があり、二階はオレンジ、三階はグリーン、四階はブルーと作品に合わせた形で壁色が決められているようだった。












アートフロントギャラリー 2019年6月30日(日)21時24分
分類:中谷ミチコ
中谷ミチコ 個展
2019年8月9日(金) – 9月1日(日)
アートフロントギャラリー

営業時間 11:00 - 19:00 (月、火、8月14日,15日 休廊)
レセプション 2019年8月9日(金) 18:00-20:00


SDQH 2019年6月30日(日)22時51分
分類:SIGMA
久々にSD Quattoro Hを使用。
バッテリーグリップを付けて持ち出すと、とにかくでかい。カメラがまともに入るカバンが無いことが辛い。

スマホを忘れて出かけたら、目的地を探すのに往生した。駅に行かないと地図はないし、その地図はかなり大雑把。スマホに依存していることを思い知る。

SD Quattoro H +Art 14-24/2.8




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