nya-eyesファンになってから、ちょくちょく遊びに行くので、友の会会員になってきた。友の会は一年二千円で、展覧会の割引や無料券がもらえる。今回見た二つの展覧会は無料だった。

3階の「北井一夫 いつか見た風景 」
古い記録には写真としての価値があるんだろう。自分が見たことがない風景を追体験できるというところに意味があると思う。
展示点数が多いので、よいと思える作品と、琴線に触れない???な作品があるのは致し方ないところだろう。絵画でもある作者の全部が全部好きなんてことはあり得ないしね。
地下一階「映像をめぐる冒険vol.5 記録は可能か。」
こちらは映像作品なので、歩きながら流れる映像を見ていった程度なので、作品の本質には全く触れていと思う。
サブタイトルは字面から受ける印象はよろしくない。「記録は可能か。」そりゃ、記録は可能でしょう。写ってるものは記録でしょうと思うわけで、もちろん記録はトリミングによる印象操作、改ざんすることも出来るので、可能か不可能かではなく、その記録に対して何を感じるか?を問いかけた方がよいような気がした。
学芸員さんは、この字面にもっと深い思いがあるのかもしれないけどね。

写美の通路

目黒に向かう途中

近所の猫
Leica M6 +Biogon28/2.8G改造 Kodakネガフィルム
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