タイ南部を朝の7時にタクシーでバンコク向けて移動。ホテルのベルボーイがどこまで行くの?と聞いてきたので、スコータイと告げると、「スコォータイ!!!」とびっくりしていた。わざわざ南部から、北部の遺跡まで行くのは酔狂に見えるのだろう。実際酔狂だし、会社の人にも暇ねといわれた。
ホテルで呼んだリムジンタクシーは、タクシーの運ちゃんは、カムリで高速を激走する。前を行く遅い車があれば、ドケドケクラクション炸裂。バスだと2時間以上かかったのが1時間ちょいでバンコクの中央駅、ファランポーン駅に着く。運ちゃんは「チケット持ってるか?Do you have a tickets.」と心配してくれた。「I have a tickets.」「コップクンクラップ」と告げて別れる。
電車は10時50分発なので、2時間以上あるためバンコクを散策する。

「始まりの駅:ファランポーン」
旅行のガイドブックでは、もっと恐ろしげな街のように書いてあったが、車道を横断する際に気合いがいる以外は、普通の街だった。日本の街でも怪しげなところに行くと、危険な目に遭うように、他国でも同じだろう。少々周りに気を配って、一般路地を歩いている限りは危険は感じなかった。駅は警官や案内が多くいて、よほどボーッとしてない限り、危ない目には遭わないと思う。人は普通に親切だ。英語もぼちぼち通じる。
歩いて近所のWaT”TRAIMIT”に行く。

こちらは、日本だと十分大きな寺なんだろうけど、バンコク市内地図には、ちょこっとだけ記載がある。涅槃物で有名な、ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラームなどはもっと遙かに大きいのだろう。是非次回なり行ってみたい。
猫発見。

列車は定刻になってもこず、前の列車がすでに一時間以上遅れている。自分の乗る列車も1時間以上遅れて出発。
Special Express(SE)だからか車内では軽食も出た。2時間くらいでアユタヤを通り過ぎた。アユタヤも是非行ってみたい。電車の通りには、歴史的な遺構やWatがたくさんありおもしろい。

しかし、ピッサヌローク(略称はPT)は遠い、タイの駅の駅看板は大きい駅は英語とタイ語併記だが、奥に進むに従って、小さい駅ではタイ語だけになる、初めて乗る電車で、駅の順番もわからないので、だんだん不安になってきた。警備の人にPT駅が着たら教えてくれと頼んでおいた。PTはかなり乗降客がいるみたいで、ついたらぞろぞろ降りていった。結局、出発が一時間遅れの到着さらに1時間遅れのトータル2時間遅れて、16時前につく予定が18時過ぎに駅に着いた。16時に着いたら市内観光するつもりが市内観光は明日に予定変更。
SE内は自分が乗った限り、かなり安全だと思う。車内にはアテンダントと警備員が常駐して、駅では乗降者を確認している。車内では地元民は普通に寝てる、寝ててもたぶん平気。列車が動いている間は警備員とアテンダントが肩を寄せて寝ていた。
まあ、タイの列車とはこんなもんなんだろうけど、列車内はスゲー寒い。これが6時間続くので、ネタ以外ではあまり乗りたいとは思わない。列車は寒くなくて遅くれなければ、旅情のあるいい移動手段だと思う。
列車予約サイト
http://www.thairailticket.com/esrt/Default.aspx?language=1
日も暮れたから街に着いたので、ホテルに向かって歩く。面倒なら、サムロー、トゥクトゥクで移動した方が楽。
ホテルは直前予約で、代理店を通すと後日返事等で面倒そうなので、直接日付指定で予約できるこちらを選択。値段は決して安くは無い。
The Grand Riverside Hotel - Phitsanulok,
http://www.tgrhotel.com/
ホテルのレストランはおいしい。チャーハンを食べた。

ここまでくると、英語はほとんど通じなくて、タイ語が主になる。「旅の指さし会話帳mini タイ(タイ語)」がかなり役に立った。”お勘定”とか、ちょっとした頼み事に便利。
タイ滞在二日目、サワディーカップとコップンクラップにだいぶ慣れてきた。タイの挨拶はとりあえずこの二つでかなり何とかなる。
タイの人々はにこやかに返してくれる。”Thank you”も意味はわかってるんだろうけど、微笑みがほしければ現地語がおすすめ。
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